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2006.11/29 [Wed]
聖母マリア様は処女受胎?ーⅢ
<12部族について>
アダムからかぞえて10代目の(「ノアの箱舟」で有名な)ノアには、三人の息子セム、ハム、ヤペテがいました。セムの末裔アブラハム、アブラハムからイサク、イサクからヤコブ、そしてヤコブと4人の妻の間に生まれた子達が12部族の元祖となっています。
Wikipediaより
[編集] ヤコブの子ら
ヤコブは4人の妻を持ち、12人の息子と1人の娘がいた。
・ラバンの娘レアの子 ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、一人娘であるディナ
・ラケルの下女ビルハの子 ダン、ナフタリ
・レアの下女ジルパの子 ガド、アシェル
・レアの妹ラケルの子 ヨセフ(エフライム族、マナセ族)、ベニヤミン
彼らがイスラエル12部族の祖となったといわれるが、話は少し複雑である。まず、レビ族は祭司の家系であって継承する土地をもたないので12部族にははいらない。またヨセフ族はなく、ヨセフの息子エフライムとマナセを祖とするエフライム族、マナセ族が加わることで十二部族となっている。このうちユダ族とベニヤミン族、レビ族以外の10部族は北イスラエル王国滅亡後に歴史から姿を消し、「イスラエルの失われた10部族」とよばれることになる。
<イエス・キリストの系図>
聖書の記述に拠ると、上記のユダ族の家系から、ダビデ王・ソロモン王の流れを下って、イエス様がお生まれになっているとのことです。
<参考>ネット上で見つけた系図1・系図2・系図3
系図1において、下から1行目と2行目の「=」の記号の意味は、ヘリとヨセフ、ヨセフとイエスは「血の繋がらない親子=養子縁組」です。これは、(天皇ご一族のように)血筋を守るために、しばしば行われてきたことであり、この情報は間違いないようです。
<他の神話における処女懐胎>
Wikipediaより
<まとめ・感想>
そもそも、高校生の時のおぼろげな記憶を頼りに、「何故マリア様が処女懐胎でなければならなかったか?・・・の必然性」を、ネット上で調べて「軽く?」書き上げるつもりでしたが、完成間近の誤作動でフッとんでから新たに考えるうちに、これが中東問題のルーツであることに気が付き、涙が出そうになりました。
祖国を失い、一族が離散し、貧しい(時には奴隷)生活を強いられたユダヤの人々の苦しみは、神の子「救世主=キリスト」がユダヤ国王ダビデの正当な血筋から生まれ、祖国を再建してくれることで消える・・・原罪(アダムとイブが禁断の木の実を食べたこと)に拠る現世の(ユダヤの人々の)苦しみは、神(の子)が降臨された時に終り、再び楽園に戻ることができる・・・・・・
こういった気持ちに、ユダヤ人の強い強いナショナリズムを感じます。
<追記>
ところで、イスラム教の内容に、ユダヤ教やキリスト教の内容と、アブラハムの宗教の系譜に連なるとされる唯一神教で、偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点など、共通点が結構あることにお気付きでしょうか?
<イスラム教のはじまり>
西暦610年頃、ラマダーン月に、悩みを抱いてマッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想にふけっていたムハンマドは、そこで大天使ジブリールに出会い、唯一神(アッラーフ)の啓示(のちにクルアーンにまとめられるもの)を受けたとされる。
<経典>
ユダヤ教 ・・ 旧約聖書
キリスト教・・ 旧約聖書&新約聖書
イスラム教・・ 旧約聖書&新約聖書&コーラン(クルアーン)
アダムからかぞえて10代目の(「ノアの箱舟」で有名な)ノアには、三人の息子セム、ハム、ヤペテがいました。セムの末裔アブラハム、アブラハムからイサク、イサクからヤコブ、そしてヤコブと4人の妻の間に生まれた子達が12部族の元祖となっています。
Wikipediaより
[編集] ヤコブの子ら
ヤコブは4人の妻を持ち、12人の息子と1人の娘がいた。
・ラバンの娘レアの子 ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、一人娘であるディナ
・ラケルの下女ビルハの子 ダン、ナフタリ
・レアの下女ジルパの子 ガド、アシェル
・レアの妹ラケルの子 ヨセフ(エフライム族、マナセ族)、ベニヤミン
彼らがイスラエル12部族の祖となったといわれるが、話は少し複雑である。まず、レビ族は祭司の家系であって継承する土地をもたないので12部族にははいらない。またヨセフ族はなく、ヨセフの息子エフライムとマナセを祖とするエフライム族、マナセ族が加わることで十二部族となっている。このうちユダ族とベニヤミン族、レビ族以外の10部族は北イスラエル王国滅亡後に歴史から姿を消し、「イスラエルの失われた10部族」とよばれることになる。
<イエス・キリストの系図>
聖書の記述に拠ると、上記のユダ族の家系から、ダビデ王・ソロモン王の流れを下って、イエス様がお生まれになっているとのことです。
<参考>ネット上で見つけた系図1・系図2・系図3
系図1において、下から1行目と2行目の「=」の記号の意味は、ヘリとヨセフ、ヨセフとイエスは「血の繋がらない親子=養子縁組」です。これは、(天皇ご一族のように)血筋を守るために、しばしば行われてきたことであり、この情報は間違いないようです。
<他の神話における処女懐胎>
Wikipediaより
・旧約聖書には、高齢あるいは不妊の女が神の恩恵により子を宿す例がたびたび見られるが(創世記17:15,21:1-2,30:22-23,士師記13:2-5など)、処女懐胎の例は無い。『マタイによる福音書』に引用される『イザヤ書』(7:14)の予言も処女懐胎を意味しないと思われる。 ・エジプト神話のホルスはオシリスとイシスの間の子であるが、女神イシスが処女で産んだとする神話もある。イシスがホルスに授乳する様子などが、聖母マリア信仰の元になったとも思われる。 ・ギリシャ神話の神々は、しばしば夫婦間によらずに産まれている。 ・インド神話には、処女マイヤは夫で大工のスパスティカによらず、太陽神サビトリにより懐妊し、アグニ神を産んだ。下記の釈迦誕生譚に影響を与えたと見られる。 ・仏教の説話には摩耶夫人は六本の牙を持つ白い象が胎内に入る夢を見て釈迦を懐妊した。また右脇から釈迦が生まれたとする(これはクシャトリア身分女性の出産表現であるという)ものがある。 ・聖徳太子の母、間人皇女は救世観音が胎内に入り、皇子を身籠もったとの伝説がある。厩の前で出産したとのことで、キリスト教の影響を想像するむきもあるが、釈迦の誕生譚からの影響が大きいであろう。釈迦の場合も摩耶夫人が旅行途中の花園で出産。 ・現代の神話と言われる『スター・ウォーズ』シリーズでも、主人公アナキン・スカイウォーカーについて母親が「処女懐胎で生まれた」と語っており、結局その真偽と父親については最後まで明かされなかった。 |
<まとめ・感想>
そもそも、高校生の時のおぼろげな記憶を頼りに、「何故マリア様が処女懐胎でなければならなかったか?・・・の必然性」を、ネット上で調べて「軽く?」書き上げるつもりでしたが、完成間近の誤作動でフッとんでから新たに考えるうちに、これが中東問題のルーツであることに気が付き、涙が出そうになりました。
祖国を失い、一族が離散し、貧しい(時には奴隷)生活を強いられたユダヤの人々の苦しみは、神の子「救世主=キリスト」がユダヤ国王ダビデの正当な血筋から生まれ、祖国を再建してくれることで消える・・・原罪(アダムとイブが禁断の木の実を食べたこと)に拠る現世の(ユダヤの人々の)苦しみは、神(の子)が降臨された時に終り、再び楽園に戻ることができる・・・・・・
こういった気持ちに、ユダヤ人の強い強いナショナリズムを感じます。
<追記>
ところで、イスラム教の内容に、ユダヤ教やキリスト教の内容と、アブラハムの宗教の系譜に連なるとされる唯一神教で、偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点など、共通点が結構あることにお気付きでしょうか?
<イスラム教のはじまり>
西暦610年頃、ラマダーン月に、悩みを抱いてマッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想にふけっていたムハンマドは、そこで大天使ジブリールに出会い、唯一神(アッラーフ)の啓示(のちにクルアーンにまとめられるもの)を受けたとされる。
<経典>
ユダヤ教 ・・ 旧約聖書
キリスト教・・ 旧約聖書&新約聖書
イスラム教・・ 旧約聖書&新約聖書&コーラン(クルアーン)
NoTitle
おたまじゃくしが落ちてきて、[テトリスみたい]少し邪魔ですが・・。
内容はまあ、少しは僕も新旧聖書。コーラン、色々と開いたことあるんですが、すぐ眠くなっちゃって。どれも途中のままが多いです。
今のイスラエル人にも、クリスチャンや無神論者もいるんですか?
何かで読んだけど、なにぶん昔のことで、ごちゃごちゃになっていて、ガチガチのユダヤ教右派が、精神世界を牛耳っているんでしょうか? パレスチナ紛争との絡みで神話・伝説の解釈も変動するようですね。