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米の国債は、円建てで買うべき!

個人的な諸事情で、ブログの更新をサボってましたが、
これだけは我慢できないです。
2月22日21時8分配信 産経新聞より
米の「日本厚遇」、裏に資金協力要請
米の「日本厚遇」、裏に資金協力要請 米国債増発にドル基軸維持
2月22日21時8分配信 産経新聞

 オバマ米大統領が麻生太郎首相を外国首脳として初めて米国に招きクリントン米国務長官が最初の外遊先に日本を選ぶなど、米国の日本に対する「厚遇ぶり」が目立っている。背景には「米国は日本に資金協力を求めてくる」との見方が市場関係者の間で強まっている。米国では一連の景気対策に加え、大手銀行に国有化の観測も出ており、原資を賄う米国債の大幅な増発は避けられそうにない。このため日本に対しては米国債の購入に加え、ドルを基軸とした国際通貨体制の堅持が求められそうだ。(藤沢志穂子)

 米国の日本に対する厚遇ぶりについて、外務省幹部は「世界同時不況の解決に向け世界経済で1、2位の米国と日本が結束して欧州を牽制(けんせい)する狙いがある」と指摘する。米国では民主党のクリントン政権時代に日本を回避して中国と接近する動きもあったが、今回のオバマ政権は「日本との関係を重視せざるを得ない」(同)とみている。

 その背景には、米国債の発行が今後、急増する中で有力な買い手として日本が注目されているからだ。米ゴールドマン・サックスの試算によると、米国が一連の景気対策で必要になる国債発行額は2兆5000億ドル(約230兆円)、財政赤字は1兆4250億ドル(約130兆円)に達する見通しだ。このため、同社では「米国政府は入札をさらに増やすか、7年ものなど新たな国債の導入が必要になる」と予測する。

 米財務省がまとめた2008年末の米国債保有状況では中国が前年比45・8%増の6962億ドル(約64兆円)と年末ベースで初の首位となり、日本は同0・3%減の5783億ドル(約53兆円)で2位だった。今月10日から12日まで実施された定期入札の発行額は、合計で670億ドル(約6兆1640億円)と過去最大級だったが、市場では「今回も中国と日本が主要な買い手だった」とみている。

 クリントン長官は、先の訪日で具体的な購入要請はしなかったが、中国を訪問した際には中国による米国債保有を高く評価してみせた。ただ、世界経済が激動してドルの信認が揺らぐ事態になれば、保有する米国債の評価は大幅に下がることになる。このため、今後も日本と中国は、ドルを基軸とした国際通貨体制を維持する取り組みが必要になりそうだ。


米の国債を、共済年金基金からではなく、主に国民年金の積立てから出していることは、(私は知りませんでしたがや多くの年配の方々は「あの金は戻ってこないだろう。」と、憤っています。
先月の朝ナマ(朝まで生テレビ)で民主党参議院議員の大塚耕平氏(元日銀職員)は、米国債を買わされる場合の、「円建て」でしない「ドル建て」ですることのリスクの高さを非常に危惧していました。

小池百合子氏が、チョイと腰掛の防衛大臣をしていた間に、アメリカに厚遇されたような様子でホイホイと行ったのには、やはり問題があったと思います。
日本は、もう少し勿体をつけて、条件付きで交渉をしていかなければ、先行きは暗い・・・・(国内の政局に外交を利用すべきではない)・・・というのが、自分に入ってくる限られた情報からの感想です。

関連ブログ:世田谷徒然日記「国際金融のあまりに単純で不思議なからくり」(2009/06/14 リンク)

    国際金融のあまりに単純で不思議なからくり
テーマ:国際通貨
2009年06月14日(日) 09時19分29秒


歴史は繰り返す。

人類は根本の部分でなんら進化していない。どうやらすごく大事ですごく大きな部分で人類は、あたかもデジャブのごとく、同じことを性懲りもなく繰り返してきているようである。

その最たるものが、国際金融の不思議なからくりである。

よく言われる寓話ではあるが、現在のアメリカはキリギリス(イソップの原典ではセミ)に例えられる。さしずめ、アリは、我が国日本や中国かもしれない。

我が国を含めたこのアジアの国々は、まさにアリのようにきまじじめに黙々と働きせっせと一生懸命お金を貯めて、そのお金で米国債を買ってアメリカというキリギリスに貢いでいる。アリはそのお金でこの世を謳歌している。朝から晩まで贅沢三昧して歌を歌って楽しんでいる。

イソップ物語の原本「セミとアリ」では、アリは冬になって助けを求めてくるセミ(キリギリス)の支援要請を断っている。厳しい教訓となっている本家のイソップ物語とはまったく対照的に、この物語もアメリカのディズニーにおいては、「キリギリスとアリ」にリメイクされ、アリがキリギリスを助ける感動物語に180度変容する。いまのアメリカは、まさにこのディズニー版「キリギリスとアリ」を地でゆくような構造の上に生きている。そしていよいよ本格的な冬が到来して、待ったなしの窮地に陥っているのが実情である。

キリギリスの上手なところは、見栄えがよくって、腕力があって、プレゼンテーションが巧妙で要領がいいところである。次から次へと耳障りのよい歌を歌う。その場限りの美しい歌で人々を魅惑する。そこには、コンシステンシーや節操はない。悲しいかなその歌につられて世界中からお金が集まってくる。そして、悲しいかなアリたちもやがてはキリギリスになりたいと思っている節がある。

実によくできたアメリカに都合のよい仕組みである。いわばそのアメリカが湯水のように使っているお金は米国債に象徴されるいわばアメリカの莫大な借金である。そしてその借金で、中国からたくさんの物資を購入していた、要はモノを買うお金を売り手の中国から借金している訳である。

そして驚くことに、ここで巧妙な国際金融の不思議なからくりがある。

キリギリスはこの借金を巧妙な工夫で踏み倒せるのである。

その工夫とは、簡単である。中国や日本等のアリは自国が保有している大事なドル資産の米国債を、自国通貨の切り上げ(つまり円高やRMB切り上げ)によって、またたくまに失い、そしてキリギリスのアメリカは膨大な借金を自国ドルの切り下げによってまたたくまに棒引きできるのである。日本や中国が自国のドル建て資産を目減りした分、アメリカは借金の負担が軽くなる仕組みである。

しかし、これは今に始まったことではない。もう相当大昔のことであるが、これとそっくり似た風景があった。

舞台はイギリスとインドであった。

いまのアメリカは当時のイギリス、いまの中国は当時のインドであった。当時イギリスは大英帝国と呼ばれこの世の春を謳歌していた。当時、「世界の工場」といわれたイギリスは、世界各国に工業製品を輸出、同時に原材料の輸入を行っていた。まさにいまのアメリカのように毎晩毎朝歌を朗々と歌っていた。植民地のインドから香料や綿花等の物資をふんだんと買っていた。そのお金はインデイアンボンド(英国政府が発行する借入証)で調達していた。インディアンボンドとは、イギリスがインドから借金する際に発行するポンド建の借用書であり、要は売り手のインドからその購入資金を借りていたわけである。しかし、この借金は見る見るまに膨れ上がった。しかし、イギリスは心配しなかった。これをいとも簡単な仕組みで踏み倒せたからである。そのからくりとは何か?それは「自国の通貨ポンドの切り下げ」「相手の通貨ルピーの切り上げ」である。自国の通貨のポンドを相手通貨に対して切り下げ、インドの通貨のルピーをイギリスの通貨のポンドに対して切り上げるだけで借金はあたかもマジックにかかったように何十分の1に縮小した。

この魔法の紙とも言うべき当時の「魔法の紙」であるインデイアンボンドが、実はいまの米国債なのである。歴史は繰り返す。

それではなぜ、キリギリス、つまりアメリカやイギリスは、かような巧妙な詐欺に近いからくりを実行できるのであろうか。その答えは簡単である。なぜなら、アメリカのドルや当時のイギリスのポンドは「基軸通貨」であったからである。

それでは、「基軸通貨」とはそもそも何か?

それは、世界中で貿易や資本取引等の決済に使用される通貨である。その基軸通貨になる条件としては、世界経済のなかに占める経済力が大きく、輸出入も大きい国際金融市場が発展していることや、通貨価値が安定していることなどが前提で、いまのところドル以外にこうした条件を全て満たしている通貨は存在しないと言われている。ユーロも台頭してきているとは言ってもも、まだまだで、ドル以外に貿易や資本取引など国際取引の決済に使用される通貨の中核 としての役割を果たすもの通貨はないのである。やや小難しい言い方をすると、「ネットワークの外部性」のメリットの強力さを、体現しているのがドルであるとよく言われている。要すれば、恒常的で多角的な取引を決済するには、単一の通貨するが最も合理的で、そのため、ドルが世界中で利用されているのである。

サブプライムに端を発した金融危機によってその根底から揺らぎはじめているとは言え、いまだに強大な軍事力を背景に現在のアメリカの世界のリーダー的な立場にあることに異論はなかろう。このアメリカには強大な軍事力以上に強力な秘密兵器がある。それが「ドル」という「基軸通貨」なのである。

アメリカは1971年8月に、当時の大統領ニクソンによる突然の「ドル・金の交換停止」の発表によって、兌換できないドルがこの世に誕生した。ようは「金」の呪縛から解き放たれたことによって、輪転機を回転させるだけで莫大な購入資金が一方的に創造できるようになったのである。そのおかげでアメリカ国内に流通している本国通貨のドルの何倍ものドルが海外で流通し、それが結果的に米国債の購入という経路を通じてアメリカに還流してくる仕組みになっている。ここに、莫大な借金を相手国からしながら、その借りたお金で相手から物資を買う仕組みが出来上がった。しかも、借金が負担過剰に膨れ上がったら自国通貨の切り下げで借金棒引きするいつも詐欺まがいの巧妙な仕組みができあがったわけである。

換言すれば中国や日本等の米国債保有国は、「ドルの切り下げ」という巧妙な仕組みによって、定期的にアメリカに多額の税金を納入しているようなものである。

こうした仕組みはいままでイギリスのポンド基軸通貨の時代から今日のドル基軸通貨の時代へとその時代その時代の主人公を変えながらあたかもフーガのように、そしてデジャブのように、歴史は繰り返されてきたのである。
【ネットワークの外部性とは何か?】
同じ財・サービスを消費する個人の数が増えれば増えるほど、その財・サービスから得られる便益が増加する現象を意味する。例えば、電話 などのネットワーク 型サービスで、加入者数が増えれば増えるほど、1利用者の便益 が増加する。利用者が増えることによって、ますます利用者が増えるという、正のフィードバック である。ネットワーク外部性は、消費者 が同種の財 の消費者に与える外部経済という意味で、アメリカ の経済学者 、ハーヴェイ・ライベンシュタイン がバンドワゴン効果 と呼んだものと同じ性質を持っているといえる。ネットワーク外部性が存在する場合、新規加入者にとっての便益は既存加入者の数に依存するために、加入者数の少ない間はなかなか普及しないが、加入者数がある閾値を超えると一気に普及するといった現象が発生する。
 




Comment

NoTitle 

cynthiaさん、お元気ですか?
  • posted by 三介 
  • URL 
  • 2009.05/05 17:17分 
  • [Edit]

久しぶり 

>米の国債を、・・・(私は知りませんでしたがや多くの年配の方々は「あの金は戻ってこないだろう。」と、憤っています。

この部分についての懸念は「為替相場」のみです。
日本ができないのは「満期前の売却」であって、満期になれば元本は償還されます。なので「戻ってくる」のです。
このあたりを勘違いしている人が多いのもまた、アメリカに付け入る隙を与えている原因なんですが・・・。
  • posted by わくわく44 
  • URL 
  • 2009.05/25 23:06分 
  • [Edit]

え? 

wakuwakuさん、コメント有難うございます。

>日本ができないのは「満期前の売却」であって・・・

 中国は追加国債の購入の条件に、長期国債の「満期前の売却」・短期国債の購入をした様子ですね。
為替相場の問題もありますが、米国債の乱発・購入は円高・ドル安に繋がり日本の対米輸出には不利なので、(可能ならば)円建てでの購入がリスクの分散になると思います。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090417/1239920142
  • posted by Cynthia 
  • URL 
  • 2009.05/27 16:52分 
  • [Edit]

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