みどりの館・紫陽花の歌

頭の中のサラダの整理 /時には突っ込み・またある時にはボケ

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公的資金を注入しても・・・

最近の財務金融委員会をネットできいていると、サブプライムローン破綻からの信用収縮による、株価の急落への対応を中心に審議されている。
以前から、マスコミやネット上で言葉の断片が聞こえていたのだが、経済政策には財政政策と金融政策があって、景気対策(金融危機の対策)にそれらが有効かどうかを予測する上で、マンデル・フレミングの法則が、原則的にあてはめられるらしい。
マンデル=フレミング・モデル計算手順まとめ
今の日本の現状は、
なのだそうである。
つまり、資本のうちの少なくない一部が有価証券化され、円建てでもドル建てでも自由に取引される環境下では、いくら公的資金を注入しても、吸い込まれてしまい(よそへ逃げてしまい)無駄だということのようだ。
(しろうとの俄か勉強のため、間違っていたらご指摘ください)

今日の財務金融委員会の参考人質疑でも、JAバンクシステムについて、JAのトップの人(農水省事務次官から天下った理事長)が、答弁していた。
JAは80兆円の資本のうち、農家に10兆円しか融資していないのに、36兆円も有価証券化しているそうだ。
つまり、農林中金は「農業や漁業に携わる人たちの資本の過不足を調節する」という本来の業務ではなく、ホリエモンのような仕事に勤しんでいることになる。
農林中金というキーワードで検索して出てきたこのサイト農林中金も買収の危機?」の書き込みの内容も、まんざら嘘ではないようだ。

ところで、先日の日曜日の朝にTVのチャンネルをひねってみたら、年金積立金管理運用独立行政法人が、株で3割損失を出したと言っていた。このままだと、
①年金受給額を(65歳から)さらに先にのばすか、
②受け取り金額を減額するか、
③支払い保険料をさらに上げるか
になるのだそうだ。

-------------------------------------------------------------------------
リンク先では、憲法論改憲論のエントリーですが、私は上に記したような現状(議会が「個人の財産権を侵す、または資産を勝手に流用している」行政を監視できていないこと)と憲法の関係について興味があります。



Comment

動乱深し 

cynthia さんこんばんは、お久TB、テャんks、

今、斎藤氏のコラムを読んでましたが、
斎藤精一郎第78回「世界金融・経済危機に『出口』はあるか――リセッションかデプレッションか、はたまた恐慌か」(2008/10/31) http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/saito.cfm

どうやら、ハードランディングも辞さず、っていう趣きがあるようですね。

このコラムの3に
「銀行、非銀行の『一蓮托生関係』という現実と後述する経済悪化もあって、エンドレスな公的資金の投入、それこそ150兆円、200兆円、さらにより多くの救済額や直接支援措置が必要・・ この底無しの泥沼から脱却するには、当局が金融機関の大整理・大清算の断行に踏み切るほかない。」

その激痛に耐えられない、って思うからこそ、これまで、ここまで、アメリカをはじめ世界経済は、サブプラの如き『麻薬』常習犯だったっていうと言いすぎでしょうか、?!

動乱深し(不可視)っていうのが、暗いですが、僕の予想です。
  • posted by 三介 
  • URL 
  • 2008.11/01 00:17分 
  • [Edit]

NoTitle 

三介さん、こんばんは^^;コメント有難うございます。
本当に、暗澹たる気分になってしまいます。

日本にしたって、バブルからの麻薬漬けから抜けきれていないのですから、グッタリです。

人口は増えても地球規模のパイ(海洋資源、鉱物資源、化石燃料、耕作可能な土地など)は限られているし、日本に至っては65歳以上の人口比率が現在の21%から、2050年に40%になることを考えれば、右肩上がり経済とか労働生産性のアップなんて、無理だろうと思います。

>どうやら、ハードランディングも辞さず、っていう趣きがあるようですね。
>その激痛に耐えられない、って思うからこそ、これまで、ここまで、アメリカをはじめ世界経済は、サブプラの如き『麻薬』常習犯だったっていうと言いすぎでしょうか、?!   
 麻薬から抜けるのには時間もかかるし、苦痛が伴うかも・・・
悲鳴をあげてギャーギャー言うか。。。さらに犯罪に走るか。。。気になるところです。

 
  • posted by Cynthia 
  • URL 
  • 2008.11/02 01:19分 
  • [Edit]

NoTitle 

お久しぶりです
ブリ=鰤の魚へんの隣が「師」であることのトリビアを開陳したい気分ですが・・・
自制します

さて、憲法問題ということでちょっとだけ、

議会が「個人の財産権を侵す、または資産を勝手に流用している」行政を監視できていないこと

という視点に関しては憲法問題の取り扱いは難しいでしょう。

まず、個人の財産権に関しては、税金などの公的資金は「個人の財産権」ではなく「国権資産」という視点で論じるもので、
憲法は個人の権利に関しての契約には踏み込めますが、国権資産については踏み込めないのです。

例えば、政党助成金などについて違憲訴訟でも税金の流用に関しての個人の財産権の問題について、司法は憲法事由としての判断をもっていません。

では、運用した側の責任に関してはまったく問えないのか?という問題では、日本国外で官僚に責任を問う事例はあります。
日本国内法では、国権資産の運用責任を問えません。
(少なくとも、悪意が立証されない限りは、運用責任は問えません)

憲法問題として、”個人の財産権の侵害”として判断できますが、憲法に問題提起させるのは難しいでしょう。

と同時に、憲法改定によって責任追及できるとしても、

あまりにも高度すぎる司法判断が要求されます。その高度さは司法の専門的訴訟の限界ふくめて、司法権による判断には適応しないでしょう。
つまり、このような問題では、司法や法治主義では、処断しにくいということです。
ある意味、こういうケースでは民主主義暴力によってジャッジメントすることになるでしょう。

資産運用という問題に関して、安全神話を抱いたままであるのが問題だということです。
社会保障の安全性を神話のように信じ込んでいることが間違いということです。

国家は滅ぶものであり、経済は不確実的選考によって、想定外の経済現象を起こします。
いわゆる「不確実性経済論」ですが、
食の安全性と同じく100%の安全性はありえないのです。
その前提で責任もって国家を監視し、情報開示を求めていなかった国民自身の責任論があって然るべきではないでしょうか?

むしろ、権利譲渡・権利分割対象である国権を神話的に信用した結果、国民は堕落し、怠惰に流れ、サバイバリティが無くなったように思えてなりません。
もっとも、こういう見解は、アナーキストからすれば、予定された事態なので、まったく驚きもしませんw

ある意味、多くの国民が多かれ少なかれ国家主義である前提で、その程度論に対して問題意識がなかったからこそ、現状のようになったとしか言えません。

一蓮托生である国家と国民という関係において、国民は責任を負うべき存在でしょう。
では、国民は責任をどこまで自覚しているでしょうか?
国の政策が悪いとか論じるのも自由ですが、
客観的にどう悪くて、どう是正することが妥当であるか?
という具体論にいたる言動は出来ません。
出来ないというよりも、具体的議論するための情報さえないのです。
その情報不足の中で乱暴な意見を押し通そうとする政治姿勢や政治見解に対して、まずは危機意識を持つべきではないでしょうか?

冥王星は「官僚至上主義」ではありませんが、リアリストである部分が強いので、もっとも具体的情報を持っている人間こそが妥当な結論を導き出せると思っています。

ちなみに、経済理論はすでに理論的な射程・限界について認めています。
不条理・不合理な経済活動に対して、無力な経済理論は永遠になる説得力のあるものではありません。
逆に、合理的行動しかしない人民だけならば理論は確実性を持つわけですが・・・・・・・・
経済理論は希望的観測にしか過ぎません。
経済学は自然科学ではなく社会科学でしかありません。
ただし、不測の事態に対して、理論的にBESTな方向性を提示する意味での経済理論は決して無用ではありませんので、そこを理解してほしいとは思います。

ケインズ経済学の隆盛時代に、机上論として存在した
「流動性の罠」という机上論が発現してしまった事実などを鑑みれば、理論はある程度の有意性として留めておくことがベストなのですが・・・・

冥王星は、商学部で経済専門ですが、経済理論を語る時には、その危険性を理解しているので、
「この経済理論は正しいんだよ」という言説はしません。
どんなに有名な学者でも、経済理論は正しい、と言った時点で信用されません。「理論上の妥当性」という論及の学者ならば信用しますがね。

相変わらず長いですが、簡単に言えば
・憲法で取り扱いできませんよ
・経済学理論は机上論でしかなく、希望的観測でしかありません。経済学そのものがちょっとだけ科学的な預言の学問
・アナーキストの予見として、こういう資本主義の必然性は驚くことでもないです

ということですw
師走時期がうまいブリですが、
看護”師”・弁護”士”と
師・仕の使い分けの方法論が気になって夜も眠れません、というほどでもありません。
  • posted by 冥王星 
  • URL 
  • 2008.11/02 12:13分 
  • [Edit]

冥王星さん、コメント有難うございます。 

コメント返し、遅くなりましてすみません。
図書館で目に付いたので借りてきました、小室直樹の「痛快!憲法学」を警戒しながら読み始めてますが、正直、奥が深すぎて頭の中が収集がつかなくなりますねv-405

>ケインズ経済学の隆盛時代に、机上論として存在した
「流動性の罠」という机上論が発現してしまった事実などを鑑みれば、理論はある程度の有意性として留めておくことがベストなのですが・・・・
>その情報不足の中で乱暴な意見を押し通そうとする政治姿勢や政治見解に対して、まずは危機意識を持つべきではないでしょうか?

 この2つは激しく同意(禿同)ですw。


>まず、個人の財産権に関しては、税金などの公的資金は「個人の財産権」ではなく「国権資産」という視点で論じるもので、
憲法は個人の権利に関しての契約には踏み込めますが、国権資産については踏み込めないのです。
>では、運用した側の責任に関してはまったく問えないのか?という問題では、日本国外で官僚に責任を問う事例はあります。
日本国内法では、国権資産の運用責任を問えません。
(少なくとも、悪意が立証されない限りは、運用責任は問えません)

 憲法は法律ではないんでしたよね^^。
 ヨーロッパの一部の国では、年金資金の株式運用を禁止しているらしいです。国民年金保険料も¥14.410/月と生活費に響くほど高い上に、リスクのある運営の仕方をされたのでは、たまったものではありません。
株式運用も長い目で見れば、金利の高くない預貯金と変わらないでしょう。しかし、セーフティーネット(国民年金や厚生年金)が磐石でなければ、いくら公的資金の注入のような誤魔化しをしても、心理的に金融・政府への不信感が募り、思い切った消費や株式購入が出来なくなります。

以下は私の推測なのですが、
行政が大きなお金を株式に運用することは、「金融を自由化して市場に任せる」とは言っても、それは市場に任せているのではなくて、しっかりと干渉している(利権を握っている)ことなのだと思います。例えば農林中金が株や債券を大量に買う前に、そういう情報の入る人たちが先に債券・株を購入して儲けるということもあり得ると思います。日経や証券会社の社員でないので、インサイダー取引にならないのでしょうけども・・・・

  • posted by Cynthia 
  • URL 
  • 2008.11/08 12:53分 
  • [Edit]

朝日の記事 

今晩は、CYNTHIAさん。
朝日の記事で、「農林中金の業績急降下 金融危機で頼みの海外投資失速」08年11月8日1時54分
http://www.asahi.com/business/update/1107/TKY200811070374.html
なんていうのがありましたよ。やはり、円キャリーかなんか証券化商品に手を出していたようでうすね。他人が儲けているのを見ると羨ましくてなるし、本業の貸しでは、他行がそれでも受けて体力アップしているようになってる[見え繕っている]状況下では、ソコニ吸い込まれてしまうってことでしょうかね?
toxandriaさんの日記では、
http://d.hatena.ne.jp:80/toxandoria/
日経の記事を紹介してはった。
「農林中金、経常益71%減/債務担保証券(CDS)などを主体に約1000億円の損失処理」、「世界のCDS損失元本総計は33兆6千億ドル(約3290兆円・・・日本1377億ドル/約13.5兆円)2008.11.7付・日本経済新聞」
G20が、このババのたらい廻しで空回りしたら、」疑心が広まるし、公的注入は底なしでかつモラルハザード招くし、ハードランデイングは、痛みでかいすぎるし、くらくらとめまいがしてきます。
  • posted by 三介 
  • URL 
  • 2008.11/09 22:23分 
  • [Edit]

混ぜ物はマズイです^^。 

sansukeさん、コメントありがとうございます。

(金融の)システムに欠陥があるのではないかと・・・・
・お金を預ける側は、「リスクのある運用のないものとして預け、
・お金を預かった側は、リスクを考えずに運用した

>他人が儲けているのを見ると羨ましくてなるし、本業の貸しでは、他行がそれでも受けて体力アップしているようになってる[見え繕っている]状況下では、ソコニ吸い込まれてしまうってことでしょうかね?

 銀行も含めて、金融業はハッタリ業だと思っています(笑)。
 バブル時に、公社債投資信託が10%前後のうたい文句で買うたら、実際は8%くらいでした。(同じ頃、もっと小さい流行っていそうにない証券会社では、12%の謳い文句が6%)
で、その次の年にもう一回買うたら、満期までの半ばあたりで元本割れて100万が86万くらいになりました。
その時、証券マンのおっちゃんが「今が底ですから」とか「必ず8%以上に戻しますから」とか言って、なかなか解約させてくれなかったので、怪しいと思いました。
バブルがはじけたと言われ始めたのは、それから大分経ってからです。
郵便局の定額利息が6.67でしたので、目先の損は捨てて、すぐに預け替えて損は免れました。
あれで、私は懲りましたが、どうやら人の欲は判断を狂わせるみたいですねv-404

>G20が、このババのたらい廻しで空回りしたら、」疑心が広まるし、公的注入は底なしでかつモラルハザード招くし、ハードランデイングは、痛みでかいすぎるし、くらくらとめまいがしてきます。

 確かに、「耐震偽装問題」では、個人が自助努力である程度回避出来るのに、サブプラの大波は(ババ抜きゲームにエントリーしていない者も)頭の上からザンブリ被ってしまいそうです。

 農林中金のようなええ加減な運営の体質ところをサッサと国営にしないのであれば、私なら既に全額引き出していると思います(笑)。そして、自民党と民主党にメールで一言苦言をして、農林中金の出来るだけ地位の高そうな人に電話をつないでもらって、ギャーギャー喚きます。もし、ノラリクラリすれば、顧客の多そうな店頭で「チョット一言」のたまうでしょう^^。

小市民としては、この程度しか抵抗出来ないかと存じます。
  • posted by Cynthia 
  • URL 
  • 2008.11/11 02:16分 
  • [Edit]

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